採用情報

社員募集にあたり、
代表取締役社長 鈴木成宗よりみなさまへ

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皆様、こんにちは。クラフトビールブランド「ISEKADO」を運営する有限会社 二軒茶屋餅角屋本店 代表取締役社長の鈴木成宗(なりひろ)です。当社は創業約450年という歴史を大切にしつつ、現在は1997年に立ち上げたクラフトビールブランド「ISEKADO」の製造販売を主力事業としています。

「伊勢から世界へ」を合言葉に、世界が認めるビールづくりを通じて“伊勢”という地名を海外に広く知らしめるだけでなく、ビールが本来持つ「明るさ」や「人をつなげる力」で日本をさらに元気にしていきたい——そんな想いで日々活動しています。

■ 急激な成長と海外展開

2024年11月期の売上は、コロナ禍以前と比べて倍増と、ISEKADOはいま目覚ましい成長を遂げています。
既に世界11の国と地域へ輸出しており、2025年からはベトナムのパートナー企業で現地生産を開始するなど、さらなる海外進出に力を注いでいます。

■ 風通しの良さと真剣なものづくり

当社の社風はとてもフラットで、「まるで外資系企業のよう」と驚かれるほどです。その一方で、ものづくりへの姿勢は真剣そのもので、ビール界のオスカーと呼ばれるTHE INTERNATIONAL BREWING AWARDSで、日本企業として唯一金賞を4連覇。その他にも多くの国際大会で高い評価を受けるなど、その品質の高さが認められています。

■ 2025年からの
ジョブ型雇用と募集職種

2025年から、当社はジョブ型雇用に移行し、以下2つの採用区分に分かれます。
当社では、最先端の分析機器や専門スタッフを整え、ビールの分析や酵母の培養などを徹底的に研究・管理しています。東京大学大学院や島津製作所との共同研究も行い、常にクラフトビールの可能性を追求しています。

  • ブルワリー・研究職

    ビール製造・醸造・品質管理・研究開発を中心とするポジションです。
    特に、微生物学や醸造学、食品科学などの領域における修士課程修了者(マスター・ドクター保持者)を大歓迎します。
    高度な専門知識を武器に、新しい醸造技術の開発や品質向上、さらには全く新しい商品やビジネスの開発にぜひ挑戦してください。

  • 総合職(間接部門)

    営業・企画・経理・人事など、会社経営を支える幅広い業務をお任せします。ビール業界を日本のみならず世界に広めたいという強い志を持ち、行動力を発揮してくれる方をお待ちしています。
    ※ ブルワリー・研究職と総合職の間の異動も本人の成長や希望などにより柔軟に対応します。

■ 社員教育へのこだわり

当社は「人財こそ最高の財産」と考え、採用と教育に力を入れています。
手厚い教育により、幅広い教養をもち専門分野を深堀した社会人として、ビジネスの現場で活躍していただきたいと考えていますので、学ぶことに抵抗がある方は当社の社風には馴染みにくいかもしれません。内定期間中に研修が始まり、通常入社一年目で、MG研修、EG研修、TOC研修などの基礎的な社内研修を終了し、2年目以降はより高度な社内研修や、社外の研修プログラムやカンファレンス、学会、ときには海外研修にも参加していただくこともあります。

■ チャンスが次々と回ってくる環境

当社は急成長中のため、入社年次に関係なく意欲と実績のある社員には新しい仕事やポジションに付くチャンスが回ってきます。入社2年目で役職に就いた社員、入社5年目で本部長に就任した社員も在籍しており、早期からキャリアアップを狙いたい方には最適な環境です。新しいことに挑戦する中での失敗は責めず、むしろそこからの学びを歓迎しています。

■ 最後に

ブルワリー部門・研究職、そして総合職問わず、ISEKADOで思い切り力を発揮したいと考える高い志を持った若い皆さんからのご応募を心待ちにしています。特に、修士課程修了者(マスター・ドクター保持者)の方がその専門スキルを発揮し、世界に通用するビールづくりやイノベーションを生み出せるフィールドがここにはあります。

2026年、伊勢から世界へ、あなたの熱意をぜひ当社でカタチにしてください。
2025.01.01

■ 会社見学会のご案内

2026年
【2月】21日(土)、22日(日)、23日(月)
【3月】21日(土)、22日(日)
お問い合わせフォームよりご連絡ください。

先輩社員

2023年入社

馬場建吾(ばば けんご)

一橋大学 法学部卒後、ブルワリーに配属(2024年9月ブルワーに昇格)

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会社の魅力

私の思う会社の魅力は、自由かつ冒険的な社風です。
ISEKADOの働き方のスタイルとして特徴的なのが、「ここまでは好きにやっていい」という瞬間が多いことです。超えてはいけない本当に大事なラインは設定されますが、その中でならのびのびと自然体でいられるような社風で、それもあってか個性的な社員も多い印象です。
また、会社を引っ張る社長自身が冒険者的な人物だということもあり、「面白そう!」と感じるものにまずは取り組んでみるような文化があります。チャンスがゴロゴロと転がってくる会社なので、たとえ若手であっても積極的に手を上げれば新規プロジェクトに取り組むことも難しくありません。こうして、部署にとらわれない様々な経験を積むことができるのも、ISEKADOの良いところだと感じています。

やりがいを感じた
瞬間、仕事

私がやりがいを感じる瞬間はやはり、ISEKADOがつくったビールをお客様に美味しいと言っていただけるときです。
ビールづくりでは、仕込みから発酵管理、熟成、充填、保管等、あらゆる場面で細心の注意を払わなければなりません。美味しいビールをお客様の元に届けることがいかに大変であるか、入社して実際にビールづくりに携わることで体感しました。加えて、私は2024年9月にブルワーとしてデビューし、自身が手掛けたオリジナルのビールを世に出し、多くのお客様からその評価を受けるようにもなりました。だからこそ、お客様から「ISEKADOは美味しい!」と高い評価をいただける瞬間は非常に誇らしく、「次はもっと美味しいビールをお届けしたい!」とやる気がみなぎってきます。

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今後やりたいこと、
将来の夢、未来像

私の今後の目標は「クラフトラガーを盛り上げること」です。個人的にラガー系のビールが好きで、デビューから2作続けてヨーロピアンラガーを手掛けています(3作目もラガーでレシピ製作中)。
ISEKADOとしてもクラフトビール業界としても、ラガースタイルのビールは王道ではなく、製造量・流通量ともに少ないのが現状です。しかし見方を変えれば、まだまだ面白くする余地がラガーにはあるということです。
「造り手の顔が見える」というクラフトの強みを最大限生かし、工場の中でビールを造ることに終始するのではなく、積極的にビアバーやイベントにも足を運び、より多くのお客様とふれあい、影響を与えることで、クラフトラガーを盛り上げていきたいと頑張っています。

2024年入社

岩本伊織(いわもと いおり)

京都産業大学 国際関係学部卒業後、営業部に配属

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会社の魅力

社長もよく言っていることですが、「やるときはやる、遊ぶときは遊ぶ」という考えが徹底されているのが弊社の魅力の一つであると考えています。研究開発を重ね、世界レベルの品質基準を掲げる中で、昨年はビールの国際大会でも最も名誉のあるThe International Brewing Awardsで金賞を取ることができました。また、経営品質協議会が定める経営デザイン認証も受賞することができました。かと思えば、仕事終わりの飲み会では上司部下関係なくカラオケ大会が始まったり、週末にトライアスロンやハーフマラソンに参加する社員もいます(そのうち1人は私です(笑))。これもすべて弊社の経営の根幹である「経営計画書」に基づき、計画書に従ってPDCLAを回して実行していく、書かれていないことは基本的には何をやっても構わないという風に、やるべきことが明確化されているのも弊社の強みであると考えています。

やりがいを感じた
瞬間、仕事

営業活動を通じて、お客様に喜んでいただけた時、お褒めの言葉をいただいた時です。営業部に配属となり、はじめは先輩の営業についていくので精一杯でしたが、どんどん実行と失敗を重ねてPDCLAを回し、迅速な対応でお客様に真摯に向き合うことで信頼関係が生まれることを学びました。そのうえで、「こんなに美味しいビールは初めて飲みました!」「売場の改善をしてくれたおかげで手に取ってくれる方が増えました!」など、自分の行動で喜んでいただける方が増えるのは、営業という仕事の何よりのやりがいだと思います。同時に、入社してまだ間もない私ですが、営業=会社の顔であるという実感もだんだん湧いてくるようになりました。最前線に立ってお客様と接する時間も、責任感はありますが充実感もあり、この仕事を選んで良かったと考えています。

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今後やりたいこと、
将来の夢、未来像

私は、ビールというのは「人と人を繋ぐコミュニケーションツール」であり、「経済発展に貢献し、世の中を豊かにする飲みもの」だと本気で信じています。 そのうえで、ISEKADOにしかできないこと、ISEKADOがやるから意味があることを、さらに世の中に伝えていきたいと考えています。「ビールの世界をおもしろくする」というビジョンのもと、ブルワリーが心を込めて製造したビールを、より分かりやすく丁寧に、かつ面白く世の中へ広めていきたいと思っています。同時に、クラフトビール文化をさらに発展させるために、業界や形態を問わず、様々なアクターと連携・協力していきたいと考えています。そのためにも、まずは自分自身精一杯の勉強と経験を積み、会社の発展及び世の中の豊かさに少しでも寄与できる存在になれるよう、精進してまいります。もしお会いする機会がありましたら、是非とも一緒に乾杯しましょう!!

募集要項

募集枠
・ブルワリー・研究職
:醸造、パッケージング、品質管理、研究開発
・総合職
:マーケティング、営業・販売、飲食店運営、総務など
募集対象
(募集学科)
・新卒時:大学、大学院(修士、博士)、高等専門学校の全学部・全学科
・第2新卒(3年目まで):別途確認させて頂きます
給与
【 新卒 】
・大卒初任給 224,630円
・大学院卒初任給 240,020円
【 第2新卒 】
・経験、能力に応じて個別決定
勤務時間
9:00~18:00
(店舗、工場勤務は変形勤務あり)
諸手当
通勤交通費支給(10,000円 上限)、家賃補助(条件有(有期):最大25,000円)
賞与
年2回(7月、12月)(業績連動)
保険
社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
休日・休暇
土曜・日曜(業種による)、有給休暇(入社初日に10日付与、半日単位での取得可能。
有給消化率 57.5%(正社員(ビール事業)対象。))
研修制度
充実した研修制度で成長をサポートします。
社内には、ビール審査員5名、MG(※1)インストラクター2人、
EG(※2)インストラクター2名、TOC(※3)インストラクター3名在籍。
入社1年目より、希望申請し承認された社外研修は、会社負担で研修に参加可能。
役員および
管理的地位
にある者に
占める女性割合

取締役:33%
部長以上:22%

新卒採用実績
東京農業大学、皇學館大学、名古屋外国語大学、京都大学大学院、三重大学、
常葉大学、大阪大学、徳島大学大学院、武蔵野大学、神戸学院大学、一橋大学、
京都産業大学、山形大学
コミュニケーション
促進
2か月に1回 社内飲み会、3か月に1回部署食事会、EG研修、
年1回 バーベキュー大会、サンクスカード、サシ飲み、サシランチ
会社の強み
研究開発企業として、「ビールの世界をおもしろくする」を本気で考えています。
現在、ビール界のオスカー金賞4連覇中。2021年、2024年にはトロフィーアワードを受賞いたしました。社員一人ひとりの魅力を最大限に引き出し、本人の「やりたい」を大事にしています。能力、努力次第で若いうちから役割を担うことも可能です。男女問わず、入社2年目で役職者も在籍しています。
※1 MG研修
MG研修(Management Game)は、ソニーが開発し、現在もソフトバンクなどの先進企業で積極的に採用されている経営者育成研修です。ひとりひとりが社長になって会社を経営するゲームを行い、1期ごとに本格的な決算~経営戦略立案~次の期のゲーム実行、という流れで楽しみながら経営を勉強します。社長の視点で経営を疑似体験することで、社長から現場スタッフまで共通言語を持ち、共通認識として会社の利益への意識が高まり、意思疎通できるようになります。あわせて、経理の基礎について学ぶことができます。
※2 EG研修
EG(エマジェネティックス)は、統計学を駆使して作り上げられたプロファイリングツールです。4つの思考特性と3つの行動特性を色と数字で表し、プロファイルを通じて自分を、人を理解していきます。 このプロファイルを活用することで、個人や組織のコミュニケーションの円滑化、自己理解、相互理解、組織理解に活用しています。EG公式サイトはこちら
※3 TOC研修
TOC研修(Theory of Constraints)は、組織やプロジェクトの効率を最大化するための理論を実践的に学ぶ研修です。もともとは製造業の生産管理の現場で生まれた理論ですが、現在ではソフトウェア開発やサービス業、さらには個人のタスク管理に至るまで、幅広い分野で活用されています。
研修では、参加者一人ひとりが「システム全体のパフォーマンスを最適化する」という視点に立ち、ボトルネック(制約)を特定し、改善するシミュレーションを行います。具体的には、ボトルネックがどこにあるのかを見極め、その部分にリソースを集中させることで、限られた時間や資源の中で最大限の成果を引き出す方法を学びます。

会社の様子

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    ▲ 社内飲み会「ISEKADOを飲む会」

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    ▲ 工場前でBBQ!

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    ▲ MG研修!四半期に一回開催しています

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    ▲ 毎年恒例の周年祭!

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    ▲ 審査員資格を持つブルワーたちによる
    テイスティング

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    ▲ 海外出張もしばしば。